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今日何をやってたって言われたら猫を腹の上に置いてひたすら寝ていたとしかいえないイチエですどうも。
猫は別に置いていたっていうより勝手に乗ってきたんですけどね。
邪魔なことこの上なかったんですけどね。
痛いしね。

そんな訳で今日も今日とて使い物にならなかったヨ☆
今日は腹痛にプラスで頭痛もあったヨ☆
泣きたかったヨ……☆

本気で先月軽かった分のツケを支払ってる感じです。
明日でかけたい場所があるんですけど……あれー…行けるのかなこれ…悲しくなってきちゃったな……。


やりたい事がちょこちょこっとあるのに、全く動かぬこのポンコツの身体。
うごけ…うごいてくれ……。


さて。
最近いのさんが一杯ご奉仕してくれるので私もご奉仕し返そうってな訳で。
いのさんが日記で「手塩にかけてそだてた実妹同然のきょうこちゃんを、馬の骨=鮪よしくんにさらわれて大荒れするひばりちゃんがみたい(原文引用)」と言ったので。
ちょっとだけ。ね。




白いウェディングドレスがとても似合ってる。
ブーケの淡い色合いも、とても可愛い。
いつもふわふわ笑っていたあの女の子が、今、真っ白いドレスに身を包んで慎ましやかに座っている姿を、誰が想像できただろう。


「うむ、似合ってるぞ京子!」
「ありがとうお兄ちゃん」
「………」
「恭ちゃんも、来てくれてありがとう」


来たくて来たんじゃない、とはさすがに言えなかった。
見たくなかった訳じゃない。
いつかこの子もお嫁に行くんだっていうのは覚悟してた。
こうやって真っ白のドレスがとても似合う花嫁になるんだって思ってた。


ただ
それが
実際目の前にあると




「……咬み殺す」
「む? どうした雲雀」
「恭ちゃん?」
「咬み殺す! あの男……っ!」
「待たんか雲雀! もしや沢田のところに行くつもりなのか?」
「他に誰がいるっていうの。あの男……あの男っ!」
「落ち着けといっとるだろうが!」


落ち着ける訳がないだろう!
あの、あの駄目な草食動物が。
誰かの助けがなければ生きていけないような男が。
どうしてこの子の夫になれるっていうのだ。
この子を守れるなんて思わない。思いたくない。
この子にはもっと似合いの男がいただろうに、どうしてあの男なのだ!


「恭ちゃん、泣かないで? ね?」
「……」


誰が泣いているのだ、と言おうとするより先に、肘まですっぽりと隠す長い手袋をはめた手がそっと伸びてきて、頬に触れる。
泣いていたらしい。今気付いた。


「私ね、すごく幸せ。だってお兄ちゃんも恭ちゃんもいてくれるんだもの」


笑う少女。
その笑顔はずっと変わらない。曇らない。


「だからね、今日1番幸せな花嫁になるね」


ふわりと浮かんだ笑顔は少女めいている。
けれどその笑顔の向かう先はきっと、あの男なのだ。
そう思うと悔しくて悲しくて寂しくて。
また泣きそうになったけど、でも仕方ない。


「……うん。なっておいで」



だってこの子があまりにも幸せそうに笑うから。

**********


でも多分披露宴で大暴れ。
新郎、瀕死。

ごめん私だけが楽しかった。えへ。
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